一般的に、賃貸住宅とはフラットといわれるワンフロアの独立した各住戸が並んだ建物ですが、実際はさまざまなタイプの物件があります。
今回は、戸建て感覚で子どもものびのびと暮らせる「メゾネット」の特徴をご紹介します。
ロフトやテラスハウスとの違いも紹介していますので、ぜひお部屋探しの参考にご覧ください。

ゆとりのある賃貸住宅！「メゾネット」の物件とは

「メゾネット」とは、居住スペースに内階段があり、2階以上の階層になっている住戸がある賃貸住宅のことです。
語源が、フランス語で『小さな家（maisonnette）』という意味のメゾネット。
おしゃれな暮らしや、高級感がただよう住空間を連想される方も多いでしょう。
また、テラスハウスやロフトとの違いがわかりにくく、混同されがちですがそれぞれに違いがあります。
テラスハウスは、同じように住空間のなかに内階段があるのはメゾネットと同じですが、建物が一戸建て状態で連なっている点が違います。
いわゆる"長屋"で、壁を隔てて並行に独立した住戸が連なっていますが、玄関はそれぞれに設けられているのがメゾネットです。
ロフト付きの物件も、メゾネットとイメージが似ているかもしれませんが、実は部屋ではなく、建築基準法により"小屋裏物置等"という定義がされています。
ロフトは面積や高さも限られており、居室ではない扱いのため、窓の設置ができません。
換気を目的とする開口部でも大きさに制限があります。
対して、メゾネットの物件は上階も居室として認められているため、ロフトのような窓や天井までの高さへの制限がなく、のびのびと快適な住空間として使えるのが特徴ですよ。

ゆったり暮らせる物件がある！戸建て感覚の賃貸「メゾネット」のメリット

メゾネットの物件のメリットは多彩です。
まず、ワンフロアの賃貸住宅にはない、一戸建て感覚の住み心地が感じられるでしょう。
リビングやキッチンと一緒に寝室もすべてがワンフロアに配置された賃貸とは違い、1階と2階の使い分けが可能です。
2階をプライベート空間として、寝室や子ども部屋に活用するのもよいでしょう。
上下階で空間の使い分けをすれば、プライバシーは2階部分で確保しながら、来客も1階でゆったりとお迎えできますね。
また、一般的な賃貸住宅では子ども足音や声、生活音などが下の階に伝わることに気を使いますが、2階が子ども部屋ならそんな心配もありませんね。

まとめ

メゾネットの魅力や、ロフト付きやテラスハウスの物件との違いを紹介しました。
子どもたちが、家のなかでも元気にのびのび暮らせるのもメゾネットのメリットといえるでしょう。
ファミリーにおすすめの賃貸住宅ですよ。
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