ディンプルキーつきの賃貸物件とは?防犯性は高いの?
賃貸物件を探していると、「ディンプルキー」という言葉を目にすることはありませんか?
ディンプルキーとは鍵の一種ですが、一般的な鍵とはどこが違うのでしょうか?
そこで今回は、賃貸物件をお探しの方へ向けて、ディンプルキーのメリットや防犯性の高さ、また注意点についてご説明します。
ディンプルキーつきの賃貸物件で暮らすメリットとは?
そもそもディンプルキーの仕組みとはどのようなものなのでしょうか。
外側がギザギザした一般的な鍵を、「ディスクシリンダー」と呼びますが、このタイプの鍵は複製が簡単にできます。
どこかで落としてしまった場合や人の手に渡った場合には、簡単に合鍵を作ることができるのです。
一方ディンプルキーは複雑な形をしていますよね。
「ディンプル」とは、くぼみのことです。
鍵の表面には、さまざまな形のくぼみがあり、差し込むシリンダーの内側はそのくぼみに合わせてピンが取り付けられており、両方が合致したときに鍵が開くように作られています。
最近の賃貸物件では、ディンプルキーを採用している物件が多いですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットとは
●防犯性が高い
●耐久性に優れている
ディンプルキーの構造は複雑なので、簡単に合鍵を作れません。
またピッキングで鍵を開けることも困難なので、ディスクシリンダーを採用している賃貸物件に比べて防犯性が高い点が大きなメリットです。
さらに摩耗に強く、シリンダーも強化されているので、耐久性にも優れていますよ。
最近では賃貸物件を探す際に、防犯性の高い物件を選ぶ方が増えています。
検討している物件がディンプルキーを採用しているかどうかも、大切なチェックポイントだといえるでしょう。
ディンプルキーつきの賃貸物件を選ぶ際の注意点とは?
防犯性が高く丈夫なディンプルキーですが、実は注意点もいくつかあります。
ディンプルキーつきの賃貸物件を検討する際には、次のような点を頭に入れておいてください。
知っておくべき注意点とは
●合鍵を作る費用が高く、時間もかかる
●合鍵を作れないものもある
●合鍵からの複製は避ける
先にもお伝えしたように、ディンプルキーの構造は複雑なので、合鍵を作る際には専用の機械を使う必要があり、費用も時間もかかります。
なかには合鍵を作れないようなものもあるので、注意が必要です。
また合鍵から複製を作ることは避けてください。
複製を作る際にはどうしても微妙にズレが生じます。
複雑な構造だからこそズレが拡大し、不具合の原因になるので、合鍵は純正のものを使って作るように注意してくださいね。
まとめ
今回は、ディンプルキーつきの賃貸物件に住むメリットと注意点をご紹介しました。
安心して暮らすためにも、ぜひ防犯性の高いディンプルキーを採用している物件を検討してくださいね。
私たちプロフィット不動産では、大国町・浪速区・西成区の賃貸マンションを豊富に取り扱っております。
ペット可物件、新築・築浅物件、ファミリー向けなど、豊富な物件を取り扱っておりますので、まず一度ご相談ください。
最新お役立ちコラム
-
賃貸借契約での必要書類とは?取得方法や注意点についても解説
-
賃貸物件における築古と築浅の違いとは?築年数の目安と特徴について解説
-
賃貸物件のベランダでタバコを吸っても良いの?違反になることもある?
-
賃貸物件の退去時は掃除が必要!部屋のなかでも重要な箇所とは?
-
賃貸物件を借りる前の入居審査って?入居審査に落ちる人の特徴は?
-
賃貸物件のベランダに目隠しをする必要性やフェンス素材について解説
-
賃貸物件で壁にあけてしまった画鋲やネジの跡などの原状回復は必要なのか解説
-
賃貸物件で猫を飼いたい方へ!鳴き声や爪とぎなどの対策について解説
-
デザイナーズ賃貸物件の定義と住むメリットとは
-
賃貸物件の鉄筋コンクリート造とはどんな仕組み?メリットや注意点も解説