賃貸のフリーレント物件ってお得なの?メリットとデメリットとは
賃貸を探していると、「フリーレント1カ月!」などと記載されている物件を目にすることはありませんか。
基本的にはお得なのですが注意点もありますので、借りる前にしっかりと理解しておきましょう。
今回は賃貸物件をお探しの方に向けて、フリーレントのメリットとデメリットとは何かについて、ご説明します。
賃貸でフリーレント物件を借りるメリットとは?
フリーレント物件とは、指定された期間の家賃が無料になる契約です。
期間についてとくに決まりはなく、0.5カ月~1.5カ月のことが多いようです。
「無料」と聞くと「何か不具合があるのではないか」と感じる方もいるかもしれませんが、借り手を見つけやすくすることが目的なので、心配ありません。
ただ借りる前にはしっかりと内見して、部屋や周囲の環境を確認することがおすすめです。
大きなメリットは、はじめにかかる費用が安くなることでしょう。
通常は「前家賃」として、次の月の家賃も払わなければいけないものですが、フリーレント物件はその費用がいらないため、はじめに準備する資金が少なくて済みます。
ですからそのぶんを、必要な家具や家電を買う費用などにあてることもできるのです。
現在別の賃貸に住んでいる方は、家賃が二重に発生することを防げるのもメリットでしょう。
また引っ越しの繁忙期である2~3月を避けるために、12月に契約して1~3月をフリーレントにしている部屋も増えているようです。
入居する側は空いている時期に部屋探しや引っ越しができますし、貸す側も入居者を確保しやすいので、お互いにメリットがあります。
賃貸のフリーレント物件で注意するべきデメリットとは?
では、フリーレントのデメリットとは何でしょうか。
まず「短期違約金」に注意が必要です。
フリーレントはすぐに退去してしまうと、大家さんにとっては家賃収入があまりないのに部屋のクリーニング代がかかってしまうリスクがあります。
そこで契約から半年以内や1年以内に解約すると、違約金がかかることになっている物件が多いのです。
ですから仕事で転勤する可能性などがある場合は、気をつけたほうがよいでしょう。
また内容をしっかり確認しないと、思わぬ落とし穴があることも考えられます。
たとえばフリーレントでも礼金が1カ月分発生する物件は、フリーレントも礼金もなしの物件と支払金額が同じになるのです。
このような記載の違いにはじゅうぶん注意して、支払う金額をしっかりと計算するように心がけましょう。
まとめ
フリーレントは、一定期間の家賃が無料になる魅力的な契約です。
初期費用や引っ越しに余裕がもてますので、上手に利用しましょう。
ただし気をつけるべき点もありますから、部屋を決める前に内容をしっかりと確認することが大切です。
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